スジマダラメイガの情報

スジマダラメイガの特徴、生態、サイクル(周期図)、分布地域、発生場所、発生時期、被害状況、駆除方法など有益な情報などをお届けします。

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スジマダラメイガの特徴と生態

スジマダラメイガの写真

成虫体長…体長8〜12o、開張16〜20o
体色…前翅は灰色で、やや不明瞭な濃い色の
帯状紋がある。後翅は灰白色で半透明。
幼虫体長…老熟幼虫で約12o
体色…頭部は褐色で、胴部は赤みを帯びた乳白色。
各節の毛の基盤は褐色で、小黒点が並んで
いるように見えます。
年に3〜4回発生します。低温短日になると幼虫の状態で休眠に入りますが、暖房した食品工場では冬でも羽化が可能です。羽化は雌が先に行われ、羽化時刻は日没頃です。産卵も日没後に多く行われ、日中の明るい時間にはほとんどおこなわれません。産卵数は、成虫への給水、成虫密度、成虫のサイズによって変わります。また、成虫は光には誘引されにくい性質をもっています。幼虫は糸を吐いて穀粒などをつづり、その中で外皮を食害します。発育の早さも餌の種類によって異なります。糞は大きく、白色を呈しています。蛹化時は簡単な繭を作り、その中で蛹になります。

スジマダラメイガの分布と発生場所

日本全土に分布しています。穀物、大豆、油用種子、ナッツ類、乾燥果実、豆類とその加工品を食害し、広い食性を持っています。

スジマダラメイガのサイクル図

スジマダラメイガの分布図

スジマダラメイガのサイクル図

スジマダラメイガの分布図

スジマダラメイガの発生時期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
:多い :少ない
 
:ない

スジマダラメイガの被害

砕米など不完全な穀類に発生し、貯穀から菓子類までが加害の対象となっています。特に製粉工場で被害が多くなっています。幼虫は食物を糸でつづり合わせるため、食害による直接の被害よりも、糸を吐くことによる汚染被害が大きいです。また、穿孔能力が強いため、異物混入による被害はノシメマダラメイガに次いで多くなっています。

スジマダラメイガの駆除

餌となる穀粉や乾燥食品は密閉容器に保存するようにしましょう。また、発生源となる粉溜まりを無くすよう日常の清掃を行ってください。飛翔している成虫に対しては、市販の殺虫剤(エアゾール)で殺虫することができますが。保管物から多数発生した場合は、発生源となっている食品を除去してください。倉庫などでは粉溜まりがあると思われますので、直ちに清掃していただき、くん煙剤によって殺虫を行います。さらに、本種に対しては、メイガ用のフェロモントラップでの誘引・捕獲も可能ですので、フェロモントラップを利用し、発生状況の確認を行うことも効果的です。

スジマダラメイガ以外の食品害虫

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