ミナミツメダニの情報

ミナミツメダニの特徴、生態、サイクル(周期図)、分布地域、発生場所、発生時期、被害状況、駆除方法など有益な情報などをお届けします。

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ミナミツメダニの特徴と生態

ミナミツメダニの写真

体長…成虫:0.3〜0.5o
体色…成虫:淡黄色・淡褐色 脚はほぼ透明
家屋内で発生する主なツメダニの一種です。触肢の先端に大きな爪をもっていることからツメダニと呼ばれます。
捕食性のダニのため、寄生するわけではなく、自由生活をします。動きは俊敏で、コナダニ類、チリダニ類、ニクダニ類などの他のダニやノミの幼虫などを捕えて体液を吸います。積極的に人を刺すことはないようですが、高温多湿となる夏場に活動が活発化し、大量発生することもあります。人への被害が増加するのも、この時期です。
高温に強く、30〜32℃で盛んに繁殖します。卵は3日ほどで孵化し、幼虫になり、その後、第1、第2ステージを経て、成虫になります。その間15日ほどを要し、成虫の寿命は7日ほどです。

ミナミツメダニの分布と発生場所

温帯である日本にも分布していますが、本来は熱帯に多く分布しています。
温度が高く、湿った場所を好みます。家屋内では、新しい畳から発生しやすいようです。また、カーペット、布団などの潜り込んで卵を産める場所があるものや、家具の裏面など結露しやすい場所にも生息可能です。また、コナダニ類などが発生する食品、畳、倉庫、動物の飼料(家畜小屋)などでも捕食者として二次的に発生します。
検出頻度は高く、夏から秋にかけて多発する刺咬症の原因ダニとして最も重要なダニとされています。

ミナミツメダニのサイクル図

ミナミツメダニの分布図

ミナミツメダニのサイクル図

ミナミツメダニの分布図

ミナミツメダニの発生時期
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
:多い :少ない
 
:ない

ミナミツメダニの被害

ヒトへの被害が起こるのは、屋内で大量発生をした場合に、人体と接触する機会が増えるためです。吸血するのは夜間、就寝中が多いようです。
刺された直後に症状は現れませんが、1〜2日経つとかゆみを感じ、1週間ほど持続します。皮膚炎を起こすこともあります。ツメダニに刺される部位としては、膝、股、腕のやわらかい部分、脇の下、首から胸などです。布団や畳などに接した側が被害を受けやすいといわれています。

ミナミツメダニの駆除

発生しているツメダニの駆除には、ダニに使用される市販の薬剤で比較的容易に駆除することができますが、それ以上に、「餌となるものを排除する」「生息できない環境にする」といった物理的対策が重要です。
生息源となるカーペット、布団、クッションは、できるだけ日光が当たるように置き、半日以上乾燥させます。熱を加えられないものについては、表面を掃除機で吸引し、ダニを除去することも可能です。
また、室内の見えないところにチリやホコリが溜まり、コナダニなどが発生、それらを捕食するツメダニが発生していることも考えられますので、室内を清掃することも重要です。さらに室内を乾燥(湿度60%以下が目安)させると、より効果的に発生を抑制することができます。

ミナミツメダニ以外のシラミ

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