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第69回 スジマダラメイガ 【2006/12/1〜12/31】

スジマダラメイガ

スジマダラメイガは穀類の倉庫や精米場などで見られる世界的な貯穀害虫で、日本でも北海道から沖縄まで幅広く一般的に生息しており、暖房が効いた室内では冬場でも発生する事があります。幼虫の食性は広く、穀類をはじめ乾燥果実、小麦粉などの穀粉、菓子類など多くの食品から発生してきます。また、幼虫はこれらの餌を糸で球状に綴り、その中で成長するという特徴があります。長期間使用していない粉製品や壁の隅に溜まった米粒などは格好の発生源となりますので、食品類の管理・清掃に注意して発生を予防してください。
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第68回 ケラ 【2006/11/1〜11/31】

ケラ

今月は、昔から“おけら”と言われ親しまれている“ケラ”についてです。日本では1種のみが知られておりバッタ・コオロギの仲間に分類されます。しかしこれらの仲間では珍しく、湿った土の中に穴を掘って生活しています。土を掘るため前足は平たく太くなっており、土からちょこっと顔を出した姿はモグラをも連想させます。ミミズの他植物の根なども食べる為、農業上の害虫になることもあります。

第67回 アオイラガ 【2006/10/1〜10/31】

アオイラガ

今月はアオイラガです。この種は本州、四国、九州に分布し、6〜7月と8〜9月にカキ、ナシ、ヤマナラなどの植物を食害し、葉の裏などに集団で身を寄り沿い群がっております。黄色の美しい体色に背面の鮮やかな青い縦線と黒い棘の束が目立つ印象的な幼虫ですが、毒棘を有します。刺された時の痛みは激しく、ピリピリと感電しているような痛みを伴います。痛みは数時間で消え痒みはほとんどありませんが、刺された場合は水で洗い流したあと、粘着テープやばんそうこうをそっとあてて毒毛を除去して下さい。美しいものには棘がありますのでお気を付け下さい。
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第66回 ハサミムシ 【2006/9/1〜9/30】

ハサミムシ

今月の虫はハサミムシです。名前の通り、尻尾の部分に大きなはさみを持ち、これで小さい虫などを狩ったり、敵を威嚇したりしています。ほとんどが肉食性ですが、植物の葉や花粉、果実なども食べる種類もいます。日本全土に生息しており、主に湿った場所の石の下などで見られ、人家周辺の荒地やゴミ捨て場でも見られることがあります。はさみで挟まれるのではないかと思われがちですが、それはほとんどなく、もし挟まれたとしてもあまり痛くなく、炎症を起こすこともありません。また、中にはシロアリやイネの害虫であるメイガなどを食べる種類もいますので、もし見つけてもそのままにしてあげて下さい。
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第65回 ドクガ 【2006/8/1〜8/31】

ドクガ

今月の虫はドクガです。名前のとおり全身に毒針毛を持つ蛾です。多くの蛾は幼虫期にのみ毒針毛を持ちますが、この蛾の場合幼虫・蛹・成虫と全ての段階で毒針毛を持っているという非常に厄介な蛾です。また、症状も痒み・発疹が2〜3週間もの間続きます。このとき擦ってしまいますと症状が悪化しますので、ガムテープなどで毒針毛を取り、水で洗った後ステロイド軟膏を塗ると良いです。成虫は6〜8月ごろ現れ、イバラ科・ツツジ科・ブナ科などの多種の樹木に発生しますので、庭木の手入れなどの際は注意してください。また、死んでも毒針毛は残っていますので、死骸にも決して素手では触らないでください。
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第64回 アメンボ 【2006/7/1〜7/31】

アメンボ

今月は雨上がり、水溜りにて良く見かける“アメンボ”についてです。この虫は日本全土に分布し、池・湖・川・海など様々な水面に分布する水生昆虫です。肉食性で、水面に落ちた他の昆虫類を捕らえて餌としております。時折水溜り等でも見かけ“どこから来たのかな?”と不思議に思いますが、これらは飛んでやって来たのです。また、脚の先には細かい毛が密生しているため、水の表面張力を利用して水面上をスイスイと移動することができるのです。体に臭腺を持っており、捕まえると飴に似た臭いを出すことから“飴防”と呼ばれるようになったと言われております。

第63回 チャバネアオカメムシ 【2006/6/1〜6/30】

チャバネアオカメムシ

今月の虫は5月頃から見られるチャバネアオカメムシです。本種はスギ、ヒノキのきゅう果(種子)を食して繁殖することが知られています。スギなどは夏の気温が高いと、きゅう果が豊富になることが多いので、本種が大発生することがあります。大発生したカメムシはきゅう果を食べ尽くすと、今度は果樹園へ飛来し、果樹類を加害します。よって、カメムシは不快害虫だけでなく、果樹の害虫として、農家の人達をも困らせます。今年はカメムシが大発生し、過去最悪の被害も…(県病害虫防除所)との情報もありますので、農業関係者の方は防虫ネットなどの早期対策をおすすめ致します。
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第62回 チャタテムシ 【2006/5/1〜5/31】

チャタテムシ

古本を開いたときすごく小さくてちょっと茶色がかっている虫を見かけたことはありませんか?それが今回紹介する虫“チャタテムシ”です。体長1oほどなので、目に留まることはないかもしれませんが、種類によっては本の中だけではなく、穀類や乾物などでも繁殖するため、食品工場などでは問題虫となることがあります。この虫は湿度が高い場所を好み、カビを主な餌としています。そのため、防除するためには、除湿管理を行うことが有効で、湿度60%以下で繁殖が困難になります。これからの時期湿度が高くなりがちですが、こまめに換気を行って、カビの発生を防止して下さい。
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第61回 アタマジラミ 【2006/4/1〜4/30】

アタマジラミ

今月の虫はアタマジラミです。アタマジラミとは人間に寄生し血を吸い、かゆみや皮膚炎の原因になる体長2〜4oほどの害虫です。名前の通り、頭部以外に寄生することは無く、また、血を吸わないと約7〜72時間で死んでしまいます。このため、人から長時間はなれることができず、一生頭髪に寄生してすごします。年間を通して発生が可能で、頭髪の直接接触や、共同使用される寝具・ロッカー・脱衣籠などで広まることがあります。予防法としてはタオル・シーツなどの毎日の交換、毎日の洗髪を徹底してください。また、髪油を使用すると繁殖を抑える効果があります。
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第60回 トゲハネバエ 【2006/3/1〜3/31】

トゲハネバエ

昆虫は温度の低下と共に活動能力も低下するため、この時期虫をあまり見かけなくなるのですが、中には変わり者もいて冬に成虫が出現する虫もいます。今回は、そんな変わり者のハエの一種であるトゲハネバエについてです。このハエは晩秋から早春にかけて見られ、幼虫は汚水槽、浄化槽や家畜糞などから発生するほか、油粕などの有機肥料を施した植木鉢なども発生源となることが知られており、5〜6oとわりと大きい種で、目にとまります。生態的に知られていないことが多い虫ですが、防除方法としては、腐敗物(生ゴミ)類の除去を徹底することが有力です。
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第59回 マルカメムシ 【2006/2/1〜2/28】

マルカメムシ

今月のムシである“カメムシ”の名前の由来は、“亀”の形に似ていることからその名がついたと言われ、本種は丸みを帯びているため“マルカメムシ”です。北海道を除く日本各地で普通に見られ、クズやダイズ、アズキなどのマメ科植物の害虫として知られています。初夏に都市郊外の宅造地周辺に繁茂しているクズから多数発生することがあり、晩秋には越冬のために家屋内へと侵入し、臭気のために被害が集中します。侵入した場合、ティッシュなどでくるむと手に臭いがつく危険性がありますので、掃除機で吸引してしまうのもいいかもしれません。

第58回 ナミテントウ 【2006/1/1〜1/31】

ナミテントウ

今月のムシであるテントウムシの特徴といえば、背中にある斑点ですが、本種は斑点の数が、2つのもの、4つのもの、いっぱいあるものと様々です(写真は2つの斑点のもの)。日本全土に分布しており、成虫・幼虫ともにアブラムシを食べ、葉っぱや樹皮下などに生息しています。冬場は成虫のまま越冬し、より暖かい室内や壁のヘリの部分に集まってきます。アブラムシを食べてくれることで益虫なのですが、冬場は害虫になることがしばしばあります。見つけましたら、害がなければそっとしておいてください。

第57回 ヨコヅナサシガメ 【2005/12/1〜12/31】

ヨコヅナサシガメ

サシガメはカメムシの仲間ですが、他の虫の体液を吸う肉食性の昆虫です。その中でもヨコヅナサシガメは、本州・四国・九州に分布する、その名の通り成虫になると体長20o以上にもなる大型のサシガメで、幼虫期に腹部が鮮やかな赤色をしているのが特徴です。活動が活発になるのは4〜10月頃で、冬場は幼虫で越冬し、一般に樹木のくぼみなどに集団で集まっています。毒は無く、故意に人を刺すことはありませんが、手で掴んだりすると針状の口で刺してくることがありますので、見かけてもそっとしておくのが一番です。

第56回 ハバヒロカマキリ 【2005/11/1〜11/30】

ハバヒロカマキリ

今月は、人気者のカマキリについてです。日本には20種類ものカマキリが生息しているのをご存知でしたか?獲物を狙う時の姿勢から日本では、俗に“拝み虫”と呼ばれることもあるそうです。今月のムシであるハバヒロカマキリは、ハネに白い点があることが特徴で、低い木の上で生活し、他の昆虫類を食します。また、スポンジのような卵(卵のう)を木の幹や小枝に産み付け、春に孵った幼虫は成虫と同じ形をしております。カマキリは雄と雌では雌の方が大きく、昼間は緑色の目が夜になると黒く変化するなど神秘的な虫です。

第55回 カマドウマ 【2005/10/1〜10/31】

カマドウマ

このムシは、俗に“便所コオロギ”と呼ばれ、古くから各家庭の台所や便所などで普通に見られた昆虫の一つでした。しかし、近年の家屋構造の変化によって、屋内から急速に姿を消しつつあります。跳躍するための長い後脚と特別に長い触角を持ち、縦に扁平、背面は湾曲し、一見“エビ”のように見えるのが特徴です。夜行性で昼間は木の洞や岩の割れ目などの暗い場所に集団で身を潜め、雑食性で植物残渣などを食べて生活しているようです。名前の由来としては“かまどにいる馬”という意味で、古くから台所などで見かける馬のような顔をした昆虫からついたそうです。見た目はあまりよくないですが、人に対する直接的な害はありません。

第54回 ゲジ 【2005/9/1〜9/30】

ゲジ

日本には4種類のゲジが生息しており、よく見かけるゲジは体長約2pで石の下や落ち葉の裏、瓦礫の隙間などに生息しています。稀に屋内に餌や越冬場所を求めて侵入してきていますが、人を刺したり、噛んだりして危害を与えることはなく毒ももっていません。ハエやゴキブリなどを餌としているため、益虫ではあるのですが、その見た目は非常に気味悪く、足も多いため歩く姿も敬遠されがちです。屋内でよく見かけるようでしたら、周辺に営巣場所となる草むらや廃材、瓦礫などがあると思われますので、それらを除去し、市販の粉末状の殺虫剤(ゲジ・ヤスデ・ダンゴムシ用)を建物の外周部に散布することで進入を防ぐ事ができます。
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第53回 タケノホソクロバ 【2005/8/1〜8/31】

タケノホソクロバ

今月の虫はタケノホソクロバ(幼虫)です。体長は2pほどで、竹や笹の葉を食害するため、園芸害虫としてよく知られています。また、毒性も強く背中の毒毛に触れると激しい痛みと痒みを引き起こします。日本全国に生息し、通常年2回発生し、第1回目は5〜6月頃、第2回目は8〜9月頃に現れます。葉の裏に群生し、葉肉のみを食害するため、葉の表面は白く変色してしまいます。このため、白く変色した竹や笹の葉の裏にはこの毛虫がいる可能性が高いので、うかつに触らないよう注意してください。
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第52回 アブラムシ 【2005/7/1〜7/31】

アブラムシ

この時期、草の葉の裏や木の枝等で1pにも満たない赤・黒・緑等色とりどりの小さな虫を見かけたことありませんか?今月は、例年より多く発生しており、野菜等への被害が懸念されているアブラムシについて述べたいと思います。アブラムシは、セミやカメムシに近縁で、植物から汁を吸って生活しています。植物に虫えい(虫こぶ)等を作るなど植物への被害はあるものの、排泄物として甘露を分泌することから一部のアリと共生関係が知られており、アリマキとも呼ばれております。甘露をもらったアリは、アブラムシを天敵(テントウムシ・ハナアブ等)から保護する役目をしております。

第51回 センチニクバエ 【2005/6/1〜6/30】

センチニクバエ

最近、あたたかくなりこのハエを見かけることが多くないですか?このハエは4〜10月ごろまで見られ、体長8〜14oで一般に背中に明瞭な3本の黒縦線がはしっており、腹部にはきれいな市松模様を呈しています。人家付近にて多く飛翔しており、特にごみ集積場、魚の空箱、犬の糞などによく集まり、幼虫は便池や厨芥、動物の死体、鶏糞などから発生します。“センチニクバエ”の“センチ”とは便所の意味で、夏季汲取便所の便池に多く生息していることが名前の由来とされています。駆除方法としては、ホームセンターなどで販売しているエアゾールで簡単に駆除できます。
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第50回 アシナガバチ 【2005/5/1〜5/31】

アシナガバチ

今月の虫は“アシナガバチ”です。バックナンバーでキイロスズメバチ、ミツバチの説明をしましたが、このアシナガバチも人を刺す恐れのあるハチの一種です。軒下や木の枝などで巣を見かけることがありますが、この時期、まだ巣は比較的小さく(5pほど)、女王蜂が巣を形成し始めている頃です。スズメバチに比べ攻撃性はあまりありませんが、安易に巣を威嚇すると向かってきます。特に黒いものに反応しますので、髪の毛は狙われる可能性が高いです。早期に発見できれば、自分でも市販の殺虫剤で駆除することができますが、大きく(上記写真くらいに)なってしまったら危険ですのでご相談ください。万が一、刺された場合は、よく洗い、抗ヒスタミン軟膏を塗り、すぐに医師に見てもらってください。
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第49回 マイマイガ 【2005/4/1〜4/30】

マイマイガ

今月の虫はマイマイガ(幼虫)です。年1回の発生で、卵の状態で越冬し、4月頃孵化をはじめ、サクラ、クヌギ、ヤナギなど多数の植物を食害します。孵化したばかりの頃は集団で行動し、糸で枝葉から良くぶら下がっているため、ブランコケムシの異名を持っており、1齢幼虫は毒毛を持ちますが、毒性は弱くまれに皮膚炎を起こす程度です。また、成長すると体長6pほどのいかにも刺しそうな外見になりますが、毒性は無くなってしまいます(毛が刺さることはありますが・・・)。
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第48回 ワモンゴキブリ 【2005/3/1〜3/31】

ワモンゴキブリ

今月は、頭部に綺麗な紋を持ったゴキブリについてです。このゴキブリは、熱帯・亜熱帯に広く分布しているため、寒さに弱く20℃以下では活動できません。よって、関東から北のエリアの人はあまり目にしたことがないかと思います。しかし、暖房の発達によって現在では、配管内・地下街を中心に北海道の都市部でも確認されているそうです。大きさは、約30o前後とゴキブリ類の中でも大型の種であり見るからに強そうです。成虫の寿命も長いもので4年以上に及ぶとか・・・。
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第47回 ノコギリヒラタムシ 【2005/2/1〜2/28】

ノコギリヒラタムシ

本種は、穀粉及び菓子などの穀粉加工品の害虫として世界的に知られています。完全な穀粒では生育できず、倉庫などでは隅にたまった粉などの中でよく見出されます。日本では江戸時代から干菓子の害虫としてよく知られています(雀巣庵虫譜・干虫譜より)。名前は胸部両側がノコギリの歯のような形態を呈していることが由来と言われています。寒さや乾燥に強く、寿命も長いものでは1年以上と長く、その間にメス1匹あたり約100〜300個産卵します。暖房化された室内では今の時期でも発生しますので、お菓子などの食べこぼしには注意して下さい。
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第46回 ハエトリグモ 【2005/1/1〜1/31】

ハエトリグモ

名前の通り、主にハエを捕るクモで、特徴として複眼(目)が前方についていて、スコープのように虫を凝視できるようになっています。体長は種によって異なりますが、大きいものでも約20oと比較的小さいクモです。日本全国に生息し、屋内の四隅・屋外の樹木の下や河原などいたるところで見ることができます。非常にすばしっこく、体長の10倍以上の距離を飛び跳ねることができます。正面から見ると、目が大きくて案外かわいい顔をしています。飼育し、育てている人もいるそうです。
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第45回 フタモンアシナガバチ 【2004/12/1〜12/31】

フタモンアシナガバチ

フタモンアシナガバチは、胴体の部分に二つの黄色い紋があるのが名前の由来で、体長15〜18oくらいのアシナガバチとしては小型の種類になります。人家付近に生息し、軒先や木の枝などの開けた明るい場所に直径10p前後の巣を作ります。そのため、巣や成虫が目に付きやすく気にされる人が多いようです。10〜11月頃、巣離れのため周囲に散らばるので、まだ目にされる機会があるかもしれません。攻撃性は強くありませんので、刺激しないことが一番ですが、単独でしたら市販の殺虫スプレーなどでも簡単に駆除できます。
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第44回 ノシメマダラ 【2004/11/1〜11/31】

ノシメマダラ

このムシは、野外よりも倉庫や精米所などで見られる世界的な貯穀害虫です。穀類をはじめ、乾燥果実、野菜、小麦粉などの穀粉加工されたチョコレート等の菓子類など多くの物を加害します。これらを加害するのは、幼虫時期で包装袋を噛みちぎって内部で生息していることが多いです。幼虫は約1ヶ月かけて成長しますが、その間どんな餌を食べても暗赤色の粒々の糞をします。また餌を糸で綴るのも大きな特徴です。 強い耐寒性を持ち日本では冬を除いて生育可能なので、食材の保管にはまだ十分注意が必要です。
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第43回 セスジユスリカ 【2004/10/1〜10/31】

セスジユスリカ

ユスリカとはハエ目ユスリカ科に属する昆虫の総称で、蚊に似ていますが口器は退化し吸血することはありません。体長は6〜10oほどで生活排水や下水溝などにて一年中発生しており、5〜6月と10〜11月に発生のピークがあります。幼虫は“赤虫”と呼ばれ魚の餌として利用されています。成虫は光に集まる性質を持ち、街灯や家の光に大量に群れて飛翔するため不快害虫とされています。また、アレルゲンと成り得ることが明らかとなり衛生面でも防除することが必要となってきました。富栄養化の進んだ湖沼やきれいになりつつある河川においても大発生し悩まされています。
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第42回 コガネグモ 【2004/9/1〜9/30】

コガネグモ

今回は、草むらや川岸に行くと、よく見かける体長2pくらい(オスは5oほど)のクモ、コガネグモを紹介します。見分け方は、腹部に黄色と茶色の目立つ縞模様があること、また巣は垂直の円形網を張り、X型の「隠れ帯」と呼ばれる模様があることが特徴です。この隠れ帯びが光に反射して虫を誘引しているとも言われています。大きく気味悪く近寄りがたいですが、農家では害虫を捕ってくれる益虫として知られています。この時期、メスは産卵を行い、800〜2500個の卵のうを草の葉や樹木の間につけ、来年の6月くらいに羽化し始めます。
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第41回 アオバハゴロモ(幼虫) 【2004/8/1〜8/31】

アオバハゴロモ(幼虫)

この虫はアブラムシなどの仲間で、成虫・幼虫ともに植物寄生の吸汁性昆虫としてよく知られています。幼虫は綿状の分泌物を出し、一見白い糸くずのようにしか見えません(写真の幼虫は綿状の分泌物が剥がれ落ちている状態です)。卵で越冬し、5〜9月にわたって孵化します。特にこれからの時期は春に孵化した個体が成虫となり始め、発生のピークを迎えます。集合性があり常に群れている為、幼虫の分泌物が樹木に大量に付着しスス病を引き起こすことがあります。幼虫は風通しの悪い葉陰などを好むため、枝の剪定を行い、市販のスミチオンスプレー(主にアブラムシなどの駆除に用いられる薬剤)などで処理するのが有効です。

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第40回 ニホンミツバチ 【2004/7/1〜7/31】

ニホンミツバチ

明治以前は、全国の民家で飼われることもあった日本ミツバチ。蜂蜜の大量生産ができるようにと輸入された西洋ミツバチに圧されあまり見かけなくなりました。しかし、最近日本ミツバチ特有の能力や蜜の栄養価が高いということで注目されてきております。営巣場所は屋根裏・樹洞などで、4月中旬〜5月中旬にかけて巣づくりを始めます。おとなしく普段はあまり刺さないのですが、外敵が巣に近づくと一斉に“シューッ”と警戒音を立て恐怖感を仰いだり、集団で襲ったりする可能性もあります。巣が大きくなるこの時期、1匹にでも刺されたらなるべく早く巣から離れることが大切です。
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第39回 クワゴマダラヒトリ 【2004/6/1〜6/30】

クワゴマダラヒトリ

最近、毛虫を多く目にしませんか?降水量が少ないと毛虫が多く発生します。ということで、今月の虫は毛虫の一種クワゴマダラヒトリです。クワの害虫として有名で、日本全土に分布しており、幼虫の体長は4〜5p、基色は黒で全体に淡黄色の小班が散在します。年1回、4〜6月頃に発生し、発生樹種としてはクワ、クリ、サンゴジュ、ヤナギ、モモ、サクラ、ツツジ、カキ、カンキツ類、他各種庭木類、果樹類や草本類など約150種もの幅広い植物相を食害します。一見、毒を持ってそうに見えますが毒はなく、一度に大量発生し樹木の葉を枯らしてしまうこともありますので早めに駆除することをお勧め致します。
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第38回 マダニ 【2004/5/1〜5/31】

マダニ

今月の虫は体長約3oほどのマダニです。犬・ネコなど飼っている方々はダニやノミに悩まされることがたびたびあるのではないでしょうか?このマダニも動物に被害をもたらすダニの一種で、体毛に入り込んで血を吸ったりしますが、もとから動物に寄生しているわけではなく、草むらなどに生息していて、散歩などの際に付着することが多くあります。血を吸うだけではなく、病気を媒介することもありますので、被害にあったらすぐに駆除することが必要です。特にこの時期活発に活動しますので犬など散歩の際はなるべく草むらなどに入らないこと、身体を清潔にすること、薬などで駆除することが効果的です。
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第37回 マイマイカブリ 【2004/4/1〜4/30】

マイマイカブリ

名前の由来はマイマイ(カタツムリ)の殻に頭を突っ込んで肉を溶かして食べることからついたと言われています。ミミズなどの他の虫も食べますが、カタツムリを食べないと産卵を行なうことが出来ません。また、幼虫はカタツムリのみを餌としており、まさにカタツムリの天敵といえます。日本固有種で、翅は退化してしまい飛ぶことが出来ないため、活動範囲はあまり広くありません。体長が5p前後と大型の虫なので目に留まりやすいですが、成虫は捕まると臭い匂いのする液体を出しますので手で直接触らないように注意して下さい。

第36回 ヒメカツオブシムシ 【2004/3/1〜3/31】

ヒメカツオブシムシ

このムシは、衣類の害虫として知られ通常年1回発生し、幼虫で越冬します。この時期は幼虫から成虫になる為の準備を行い5〜6月に飛び立ちます。衣類に害を及ぼすのは幼虫時期で羊毛・絹織物・毛皮等の動物性繊維製品の他、乾燥食品なども食害します。幼虫が一番餌を食するのは秋口ですがこれから気温が高くなるにつれセーターなどを収納し冬までそのままの状態で保管する人も多いのではないでしょうか?来冬気持ちよく着られるように、収納する前にもう一度衣服に食べ物の汚れが無いかを点検すると共に収納箱内の埃なども掃除機を使用し取り除くとより効果的です。また、梅雨が明けた頃、箱の隙間から内部に入ってきて害をもたらすこともあるので、防虫剤や圧縮袋を使用し保管するのも1つです。
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第35回 アシダカグモ 【2004/2/1〜2/28】

アシダカグモ

このムシは,体長15〜30oで寿命は3年内外と推定されます。室内を徘徊するクモとしては日本最大種です。ゴキブリキラーとして知られており、夜間にハエやゴキブリなどの屋内昆虫を捕食してくれます。夜、音がして電気をつけたら大型のクモが走って逃げて行ったというのはたいてい本種です。見た目は大きくて怖いかもしれませんが、ゴキブリを食べてくれるいいクモなんですが、逆にいうと“アシダカグモ”を見かけたら、そこにはゴキブリが…というようにゴキブリの生息を確認する一つの指標ともなります。
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第34回 ヤマトゴキブリ 【2004/1/1〜1/31】

ヤマトゴキブリ

ヤマトゴキブリは大昔から日本に住み着いている在来種です。体長20〜25oほどで、一見、クロゴキブリに見えますが、頭が小さく、光沢があり、胸背がボコボコしているのが特徴です。また、メスの成虫ははねが短く、背の半ばまでしかありません。戸外では樹上や朽木内などに普通に見られ、下水道内、排水管等にも生息しています。早くて8ヶ月で、成虫になることができ、主に6月に羽化が行なわれ、それ以降産卵が行なわれます。卵巣の中には12個ほどの卵が入っていて、これを一生のうち7個ほど産み付けます。でも成虫は2、3ヶ月しか生きることができません。クロゴキブリの生態と違いを比べてみてはどうでしょうか?
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第33回 ネコノミ 【2003/12/1〜12/31】

ネコノミ

今月の虫は嫌われ者の虫の中でも代表格の一つであるネコノミについてです。体長は雌2〜3.5o、雄1〜2oで、世界中に分布しています。名前のとおり主に猫に寄生しますが、犬や鼠、そして人にも寄生し吸血を行います。「手へんに蚤(ノミ)」と書いて「掻く(かく)」という字ができたのがうなずけるほど、刺されると激しい痒みを起こし、時には水泡となることもあるほどです。寒さには弱いため冬場は数が激減しますが、逆に暖かさを求めて住居に入り込んだ野良猫が卵を落とし、そこから育った成虫が家屋に侵入してくることがあるので油断は禁物です。
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第32回 クロゴキブリ 【200311/1〜11/30】

クロゴキブリ

今月は嫌われ者のゴキブリについてです。成虫の体長は約30oにまで達する大型種で、一般住宅に多く生息しているため、関東から西に生活する人は、一度は目にしたり、飛んできて怖い思いをしたことがあるのではないでしょうか?別名“油虫”と呼ばれているのが納得できるほど、体が黒光りしているのが特徴です。寒さに弱い為、冬は卵・幼虫・成虫とあらゆるステージで物陰に潜んで越冬します。最近では、暖房の発達により北海道まで生息しているとか…。1世代に2〜3年間かかり、成虫は夏に羽化し初秋〜初冬のころ卵を人目につかいない木材のくぼみ・ダンボール端等に産み付けます。来年、家の中で見かけないようにするには、この時期に長期間放置しておいた物の整理・整頓を行うのが効果的かもしれません。
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第31回 タバコシバンムシ 【2003/10/1〜10/31】

タバコシバンムシ

この虫は、体長約2.5o。成虫は円筒形を呈し、背面は赤褐色で、黄色の短毛に覆われています。頭部が下方を向き背面からは見えないのが特徴です。“コロコロ”していて見た目がかわいいと思うのは私だけでしょうか?見た目とは裏腹にパン、ビスケット、コーヒー、乾しいたけ、昆布、タバコ、畳床など100種類以上の乾燥植物質を食害します。成虫、幼虫ともに噛る力が著しく強く、包装材をも食い破るので、異物混入の原因にもなります。乾燥植物の保管にはくれぐれもご注意下さい。
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第30回 コウガイビル 【2003/9/1〜9/30】

コウガイビル

今年の夏は雨が多くて大変でした。今月紹介する虫は、そんな雨のあとのジメジメしたときに見かける虫“コウガイビル”です。最近TVでも取り上げられましたが、雨上がり、草むらや庭のコンクリートの壁などに黄色の長いネバネバしている、気持ち悪い虫を見かけたことはありませんか?一見ヒルかな?と思いがちですが、ヒルが属する環形動物ではなく、プラナリアのような扁形動物の仲間の一種です。そのため、人の血を吸ったりすることはなく人に危害を与えることはありません。ナメクジやカタツムリなどを食べてくれるので、植物にとってはいい虫ですが殺そうとして、切ったりすると分裂して2匹になります…ちょっと気持ち悪いですよね…

第29回 ハナダカバチ 【2003/8/1〜8/31】

ハナダカバチ

このムシは大きさ約2pほどの大型のハチで、沖縄を除くほぼ日本全土に生息しています。6月頃から砂地に10~60pほどの坑道を造り、そこにアブや大型のハエなどを毒針で麻痺させて運び込み、産卵する狩り蜂の一種です。他の多くの狩り蜂とは異なり、産卵後も幼虫に毎日餌を運んでくる面倒見の良いハチです。その後砂で出入口をふさいでしまうため、人には見えませんが、ハチには入口がすぐ判るようです。集合性があり、日当りの良い砂地に何匹もまとまって営巣します。そのため学校の砂場などで群をなすことがありますが、自分から人を刺すことはないので手を出さなければ危険はありません。
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第28回 アオバアリガタハネカクシ 【2003/7/1〜7/31】

アオバアリガタハネカクシ

このムシは、4月下旬から10月上旬と比較的長い期間活動していますが、卵・幼虫・蛹・成虫のいずれにも有毒な毒素(ペデリン)を所有しており、これに触れると線状皮膚炎(水ぶくれ)をおこします。4月・5月頃には夜、灯火(特に蛍光灯や水銀灯)に飛来し、6月・7月になると、成虫がもっとも多く飛翔するため、オートバイなどの単車で夜間走行中、照明に向かってきた成虫が目に入り、結膜炎・角膜炎・虹彩炎などを引き起こす例が多くありますので注意が必要です。

第27回 キイロスズメバチ 【2003/6/1〜6/30】

キイロスズメバチ

近年、山林などに生息していたスズメバチも宅地化により身近に接触する機会が多くなってきました。スズメバチは5月〜6月にかけ巣をつくり、7月頃から活発に活動し始めます。ピークは秋で、その頃には巣の周りに群生しています。6月は女王蜂が巣を作り始めているところですのでまだ巣が小さく、比較的容易に除去することはできますが、危険を伴もないますので、駆除する際は濃い色の服を着ないことや香りの強い香料をつけないなど細心の注意を払ってください。また、専門家に相談することもいいと思います。
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第26回 チャバネゴキブリ 【2003/5/1〜5/31】

チャバネゴキブリ

ゴキブリの代表格の1種で、-5℃の気温でも1日置かれると死んでしまいます。しかし年間を通して暖かく餌も豊富な、ビル・飲食店・調理場などを生息場所としたため、現在はほぼ日本全土で目撃されるほど生息圏が広がっています。寒いからゴキブリは出ないだろうと思っていると、思わぬ事態を引き起こしてしまいます。体長は10〜15oほどと小型で、褐色の体に前胸背に1対の黒条紋を持ちます。また屋内に適合したためか、羽を有してはいるが飛ぶことができません。
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第25回 ショウジョウバエ 【2003/4/1〜4/30】

ショウジョウバエ

このムシは目が赤いことから、中国古来の想像獣である“猩猩”から名前がつきました。また、欧米では果実の周りでよく見かけるということから“果実バエ”と呼ばれたり、湿気を好むハエとして“露バエ”とも呼ばれています。このことから分かるように、幼虫は腐敗しかけた果実・ぬかみそ・みそ、台所からでるゴミなどに発生し、これらに繁殖するイーストを主食とします。成虫の体長は3o前後と小型ですが、飛翔力は大きく、臭いに敏感に反応して集まってくるので、これからの季節、パン・乳製品・酒・醤油・味噌などの保管には注意したほうが良いでしょう。
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第24回 ヒラタコクヌストモドキ 【2003/3/1〜3/31】

ヒラタコクヌストモドキ

このムシは、体長3〜4oで体色は赤褐色です(成虫)。飛翔能力はないので付着侵入し、小麦粉などの穀粉やパスタ、パンなどの加工品、菓子類(ビスケット、チョコレート)、インスタント食品など様々な乾物を食害し、繁殖します。成虫になってから300日以上生きることができ、その間に500個以上の卵を産むため、一度繁殖を許してしまうと、大変な数になり、穀類の大害虫として知られています。穀粉やお菓子等を長期保管する場合には必ず密閉することをお勧めします。
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第23回 チビクロバネキノコバエ 【2003/2/1〜2/28】

チビクロバネキノコバエ

小型の虫で、体長は2oほどしかなく、見た目は蚊によく似ています。幼虫は雑食性で腐った落ち葉、植物の種子、幼根、有機肥料などを餌としますが、特にキュウリ、カボチャの種子や根を好むため、ビニールハウスなどで農害虫として問題となっています。年間を通して発生するのですが、なぜか夏期には数が減少し、11月から3月頃の冬期にかけて、増加するという昆虫としては珍しい発生周期を持ちます。
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第22回 ツノロウカイガラムシ 【2003/1/1〜1/31】

ツノロウカイガラムシ

この虫は、明治初期にインドより日本へ来た外来種です。体長は6〜8o程度で、厚いロウ物質に覆われています。ヤナギ・ゲッケイジュ・カキ・カエデ・ツバキ等に寄生し、植物の汁液をすいとって発育します。成虫で越冬し5月下旬から6月中旬にふ化し、這い出てきます。幼虫時期は歩きまわり、周囲に分散しながら定着し、以後寄生生活に入ります。産卵数は2000 個以上と非常に多く、放っておくと「すす病」をひきおこしますので、樹木が休眠状態になっている冬の間に1度薬剤処理をすると効果的です。
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第21回 コシアキノミバエ 【2002/12/1〜12/31】

コシアキノミバエ

体長1〜2oの小さいハエで、食卓や台所などの上を、ほとんど飛翔せずノミのように跳びまわることからこの名前がついたと言われています。腐敗した植物質、漬物、堆肥や生ゴミ、動物の死骸などによく集まり、飲食店の厨房の側溝やグリーストラップ、汚水・雑排水槽からも発生することがあります。このように汚いところが大好きなハエですので衛生的に非常に好ましくありません。もし、多く見かけるようでしたら、その周辺に腐った物などないか確認して除去することが必要です。
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第20回 アカヒメヘリカメムシ 【2002/11/1〜11/30】

アカヒメヘリカメムシ

主に平地から山地にかけての水田などで見られる種で、イネ科・キク科植物の食害虫として知られていますが、なんと言っても脇から出す液が臭いことで有名です。形がカメに似ている事から、カメムシと呼ばれていますが、この悪臭が特徴的なので、ヘヒリムシ・ヘコキムシ・クセエコムシなどと呼んでいる地方もあります。この季節になると、越冬のため集団で屋内に侵入し、壁や柱の隙間に潜り込んでくるため、見た目の不快感とその臭いがよく問題となります。
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第19回 エンマコオロギ 【2002/10/1〜10/31】

エンマコオロギ

耳を持っている昆虫はそう多くはありませんが、この虫は前足の外側という不思議なところに耳があります。成虫は、8月〜11月に現れ、“コロコロコロリー”と雌をさそって美しい鳴き声を響かせます。ところで、この美しい声を響かせる前に、コオロギには重要な仕事があるのをご存知ですか?それは、羽化してから持っている自慢の長い後羽を、1週間前後で自ら抜き取ることです。飛べなくなるかわりに奇麗に鳴くことができるようになるのです。秋の夜長、ムシの声に耳を傾けてはいかがでしょうか?
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第18回 クロヤマアリ 【2002/9/1〜9/30】

クロヤマアリ

今月の虫はクロヤマアリです。体長は働きアリで4〜6o、女王アリは10〜11o程です。3〜10月にかけて家の庭、公園、林の中などいたるところで見ることができ、花や樹木の蜜、果物、虫の死骸、アブラムシの出す蜜など雑食性に富んでいます。また、6〜7月にかけ新しい巣を探すため羽をつけ飛び立ちますが、光に寄せ付けられるため、人の家や店舗内に侵入し迷惑をかけることがあります。歩いて家の中に入ってくることはほとんどありませんが、お菓子や果物などの管理には十分注意して下さい。
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第17回 オオヨコバイ 【2002/8/1〜8/31】

オオヨコバイ

今月のムシは“オオヨコバイ”です。体長は8o〜10oほどで、卵で越冬し、通常6月中旬、7月下旬、9月中旬にかけて、年3回も成虫となって現れます。各種の植物に寄生し、多くの作物の害虫として有名です。特にイネに対しては、萎縮病の媒介昆虫であり、吸汁による変色を起こすなど、大きな被害を与えています。困ったことに、環境適応能力が強いのか、ほぼ日本全土に生息・分布し、各地の樹林内や草間に普通に見られます。
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第16回 ヤケヤスデ 【2002/7/1〜7/31】

ヤケヤスデ

この写真は、最近緑地内や石・石垣・建物の壁面など湿った場所に多くいる“ヤケヤスデ”です。この種類は秋に孵化し丁度6月・7月頃成虫になって現れます。生殖時期あるいは越冬前になると集団を形成し、悪臭を放つので不快感を与えますが、ムカデと違って毒もなく植物質を好みます。よく、家の中にヤスデがたくさん入って来て…と問い合わせがありますが、これは、長雨などで土中の水分が多くなりすぎ、それを避けるために家内へ侵入してくるのです。
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第15回 ホシチョウバエ 【2002/6/1〜6/30】

ホシチョウバエ

今月の虫は“チョウバエ”です。体長は1〜5oほどの微小な虫で、からだ全体は灰黒色。体表には毛が密生しています。春から秋にかけ見られる虫で、台所や風呂場の排水溝、トイレの下水管、浄化槽など、水の溜まりやすく有機物の多い場所から発生します。また、飛翔力があまりないため、発見されたところの近くに巣があります。毒などはもっていませんが、大量に発生することがありますので、気味悪く感じることがあります。見かけた場所の近くを念入りに掃除してはいかがでしょうか?
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第14回 カラマツハマキ 【2002/5/1〜5/31】

カラマツハマキ

今月の虫は“カラマツハマキ”です。体長は12o〜15oほどで、幼虫で越冬し、通常5月から6月にかけて成虫が現れます。今年は暖冬だったために通常よりも少し早く蛹からかえったようです。この科の蛾は、葉をすり合わせたり、巻いたりしてから食べるため、ハマキガという名がつきました。カラマツハマキの幼虫も唐松の新芽を束ねて食害します。寒さに強く、本州、北海道、ヨーロッパ、北アメリカにも生息しています。
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第13回 コクゾウムシ 【2002/4/1〜4/30】

コクゾウムシ

今月は、米びつの中でみかける虫“コクゾウムシ”を紹介します。この虫は、成虫・幼虫ともに、コメ・ムギ・トウモロコシ等の穀類で問題害虫として世界的に知られています。3月下旬〜10月下旬頃まで活動し、成虫は口器にて穀粒に穴を開け、1つずつ卵を産みます。 このように穀類を好み生息するのですが、成虫は4月〜5月頃 マーガレット等の白い花を好んで集まり、蜜を吸っているそうです。
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第12回 ヒメバチ 【2002/3/1〜3/31】

ヒメバチ

今月は“ヒメバチ”をご紹介します。この虫は全世界で数万種と、数多くの同じ種類を持つ虫です。今回のこの写真は、レタスの葉についていた卵を、3週間放置したのち、さなぎとなり羽化した際のものですが、こんな寒い時期に何故?と思う方もいらっしゃると思いますが、放置した部屋があまりにも暖かかったので、春と間違えて羽化したのでしょう。まだまだ、寒い日もありますが、立春もすぎ越冬していた虫もそろそろ目を覚まし始める頃になりました。
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第11回 オオワラジカイガラムシ 【2002/2/1〜2/28】

オオワラジカイガラムシ

この写真は“オオワラジカイガラムシ”の幼虫です。体長8〜10o程で、ちょうど今の時期(12〜1月)に多く発生します。この種は、シイやマテバシイ等の木に寄生し、樹液を吸って成長しますが、他のカイガラムシとは異なり、幼虫も成虫も歩き回ります。被害としては、家に入り込み天井から落ちてきたり、洗濯物にたくさんたかっていたりなどの要因で不快がられており、公園などでも集団寄生しているのを見かけることもあるそうです。
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第10回 アザミウマ 【2002/1/1〜1/31】

アザミウマ

今年一番の虫として“アザミウマ”という虫を紹介します。この虫は体長1〜5o程の本当に小さい虫で、花の中や葉の付け根などに生息していて、花や果実を食べています。そのため、人の目にはほとんど触れることがなく、気が付くと花や果実が食害にあっていたということがあります。4〜10月の高温乾燥した時期に多く発生します。 さて、アザミウマという名前の由来ですが、昔、アザミの花を子供達が手に取り「ウマ出よ、ウマ出よ」(昔は虫を"ウマ”と言ったそうです)と軽くたたいて花の中から飛び出してくる虫の数を競い合ったことからつけられたそうです。
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第9回 ミノムシ 【2001/12/1〜12/31】

ミノムシ

一段と寒くなり、マフラーが必要となるような月となりました。人間が服をたくさん着るように、昆虫類も厳しい冬を乗り越えるため、上手に枝や葉を使って寒さをしのいでいるのです。この写真は「みのむし」ですが、「ミノガ」というガの幼虫で、8月下旬頃から木の葉や小枝をかじり取り、そのかけらを口から出す糸で体に巻きつけ、枝からぶら下がります。皆さんが良くみかけるのはこの頃だと思います。そして、翌年の6月頃に脱皮して成虫になりますが、ガになって飛び立つのは雄だけで、雌はそのまま一生を終えるのです。なんだかせつないですね…。
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第8回 ダンゴムシ・ワラジムシ 【2001/11/1〜11/30】

ダンゴム・ワラジムシ

ダンゴムシ(写真左)は、植木鉢や石、落ち葉などをどけてみると見つけることができます。湿ったところが大好きで、じっと丸まった状態でいます。これは、体の水分が蒸発するのを防ぐためで、非常に乾燥に弱い虫です。さて、ワラジムシ(写真右)は、ダンゴムシと同様、落ち葉の下などで見つけることができます。一見、ダンゴムシと同じように見えますが、ワラジムシは、ダンゴムシのように丸くなることができません。ダンゴムシのように、身を守る術をしらないようです。突いてみたり、驚かせて、丸くならないようであれば、ワラジムシです。
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第7回 クロアナバチ 【2001/10/1〜10/31】

クロアナバチ

最近、荒れ地や川原、校庭のすみで土を掘っている“ハチ”をみかけませんか?このハチは“ジガバチ”の一種で、巣づくりを行っている所なのです。ジガバチ類は、幼虫の餌として、“ツユムシ”や“キリギリス科”の昆虫を毒針で麻痺させ、巣にもちかえり、幼虫に新鮮な状態で与えるのです。大きな羽音をたてて飛ぶので、おどろかされますが、おとなしいハチなので手で捕まえようとしないかぎり、さされることはまずありません。
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第6回 スズムシ 【2001/9/1〜9/30】

スズムシ

今年もスズムシの季節がやってきました。皆さん、スズムシの耳が前足の内側についている事をご存知でしたか?おまけに、「リーン・リーン」とさわやかな音色を奏でているのも、実はオスだけでなんです。スズムシは、6月頃、土の中からでてきて、8月初め頃から鳴く練習をし、中旬頃からきれいな音色を響かせて交尾を始めます。 しかし、9月には自慢の音色もだんだん衰えてきて、下旬には一生を終えます。短い一生の音色に少し耳を傾け、郷愁にひたってはいかがでしょうか?

第5回 ヒトスジシマカ 【2001/8/1〜8/31】

ヒトスジシマカ

この写真は、ヤブカ属の最も代表的な種類の“ヒトスジシマカ”です。胸背中央に白色の1本の縦線が通っているのが特徴で、名前の由来にもなっています。 幼虫は,墓地の花筒・竹の切株・用水桶などに生息し、泳ぎ方はくねくねダンスをし ているようです。成虫は、昼間活動性でとまるとすばやく吸血し、刺された後も『いやなかゆさ』が残り、かゆい思いをされた方も多いと思います。デング熱ウイルスの媒介蚊で、日本でも過去に数回の流行がありました。
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第4回 アメリカシロヒトリ 【2001/7/2〜7/31】

アメリカシロヒトリ

この写真は“アメリカシロヒトリ”の幼虫(俗に言う”毛虫”)ですが、年2〜3回発生し、1回目の成虫は5〜6月に羽化し、葉の裏に数百個の卵を産みます。幼虫期による被害が特に多く、庭木・街路樹にある、サクラ・プラタナスなどの葉をよく食べ、木が丸坊主になってしまうこともあります。第2期の発生は8月下旬〜9 月にかけて発生しますので、なるべくこまめに樹木を見回り、幼虫が小さく、まだ1ヶ所に集まっているうちに枝ごと切りとってしまうのが確実です。葉が無くなってしまう前に、早期対策をお勧めします!
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第3回 ハマベアナタカラダニ 【2001/5/31〜7/1】

ハマベアナタカラダニ

この写真は“ハマベアナタカラダニ”です。5〜7月にかけて、ビルや屋上や日当たりの良い壁面、コンクリート塀などに、赤くて小さい虫がいるのをみかけませんか? 体長1o程度の真っ赤なダニなので、吸血虫とよく間違えられますが、赤いのは体色であり、人に害を与えたりしません。しかし、窓の隙間より部屋に侵入して不快感を与えます。また、食品工場、印刷工場等では異物混入の原因となりますので、早めのたいさくが必要です。
ダニ・シラミ・ノミの情報

第2回 シロアリ 【2001/4/21〜5/30】

シロアリ

この写真は、「ヤマトシロアリ」です。この種は、北海道の一部を除き、全国に分布していて、家屋の床下など、湿った材の中で約1万〜3万匹が生活しています。居住者がシロアリの被害を確認できるのは、羽アリとなって飛び立つ、4〜5月頃ですので、羽アリを見たら早めの処置をお勧めします。シロアリに関する詳しい情報は、ムシムシ相談へどうぞ…。
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第1回 ヒメマルカツオブシムシ 【2001/3/20〜4/20】

ヒメマルカツオブシムシ

この写真は、ヒメマルカツオブシムシの幼虫ですが、この幼虫の時期に衣類を加害します。体調は、4o内外で背面は軟化しおり、毛織物を好んで加害します。また、成虫は、体調2.5o程度で、黒色、黄・褐・白色の鱗片(粉のようなもの)で覆われており、春季にはマーガレット等の花に集まります。
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